子供が1歳くらいになると、少しずつ意思疎通ができるようになり、こちらの言葉にカワイイ反応をしてくれたり、甘えてくれたり。
大変だけど、1歳代ってすんごーいカワイイんじゃないか!と思っていた矢先、
突然始まる「首振りブンブン」「イヤイヤ」「ひっくり返っての大泣き」の連続行動。
え…なんだこれ?
なんてことはありませんか?
声の大きい息子が、外で泣き出すものなら、道ゆく人の視線が集中。
電車に乗ったり、お店に入るのが、ちょっと怖くなってきてしまいました。
これはイヤイヤ期⁉
息子の性格⁉
何が気に入らない⁉
私が何か間違っている…⁉
とぐるぐる考え始めて、負のループ状態。
この記事では、1歳代でも始まるイヤイヤ期にさんざん悩まされた私が、息子に効いた「イヤイヤ」対応方法をご紹介します。
もくじ
1歳代から始まるイヤイヤ期、その対応方法
子供の性格や成長具合、親の性格、家庭環境、それぞれの状況で、もちろん「1歳代のイヤイヤ期の対応方法」も変わってきます。
「1歳代」とわりと早くからイヤイヤが始まった場合は、自己主張が始まったり、感受性が強かったり、ちゃーんと成長している証拠!
とはいえ、親はなかなかしんどい…
息子もかなり敏感な子で、周囲の環境に影響されやすいため、イヤイヤの癇癪がすごかった〜!
外出もままならないんですよね。。。
そういう状態でも、親が心がけるだけで「少し子供の反応が違うカモ!」と実感した対応方法があります。
それは以下の通り!
① 子どもの気持ちに共感する
子供がイヤイヤとぐずり出した時、
「イヤだったよね~」「悲しいよね~悔しいよね~」と言って、まずはギュッと抱きしめる!
「ダメなものはダメと言わなきゃ」「ここで根負けしたら甘やかし⁉」と自問自答することも多いですが、まずは共感することが必要です。
共感の言葉は、息子にとって「分かってもらえた~」という安心材料になったようで、ヒックヒックしながら、「そうなのよ、悲しかったのよ」みたいな顔して、落ち着くことが増えました!
確かに大人になった私だって、怒られるより共感された方が、気持ちがラクになるもんな…
1歳代の子供は、まだ伝えられる言葉を習得していないため、伝えられないもどかしさに、イヤイヤして当然なのかもしれませんね!
② しかるは短く、褒めるを長~く
自分が怒り出すと、ついつい「なんで何回も同じことを!」「何度言ったら分かるの!」とグチグチと言いたくなってしまうものですが…
「これはダメだよ」とパシっと言って、別のことに興味をそらせ、止められたら、「できたね~えらいね~!」と大げさすぎるくらいに褒めちぎる!
という方が、子供にとって負の感情を長引かせずに済みます。
ここは、親の辛抱が必要…!
やっぱり褒められると気持ちが良いもので、自尊心がくすぐられるのですね!
「褒める行動」「褒める時間」が増えるように、親がコントロールできると、さらに「褒められたい」という気持ちから、イイこと・ダメなことの分別がついてくるようです。
なかなか難しいけどね〜!
私の反応を試すように、わざとダメなことをやることも出てきました。
そこは繰り返し、短く「ダメだよ!こうしようね~」と伝えるようにしています。
③「まだできない」と思わない。伝わると信じる。
つい最近まで、ねんねばかりの赤ちゃんだったから、「まだ分からないから、しょうがない」とも思いがちです。
でも赤ちゃんも、生まれた時から表情を敏感に汲み取ることができますし、親の「怒っている」「喜んでいる」は、しっかり理解しています。
一度で理解できなくとも、根気よく伝え続けていれば、必ず理解してくれるのです。
息子も、よくおもちゃを床に叩きつけて、音を楽しんでいました。
くぅ~床が傷つくから、せめてマットの上でやってくれ…
でも、音を出して楽しむ行為自体は悪いことじゃないし、床を傷つけたくないのは私の事情…
叱るべきか…見守るべきか…
ですが、
私の事情は、我が家の事情‼
我が家の事情は、息子の事情‼
我が家に生まれた以上は、我が家のルールに従って生活しなければならないのです。
だから「ちゃんと伝わる」と信じて、「ここでは、おもちゃポンポンだめよ、傷がつくからね。やるならこっちでポンポンよ」と伝え続けました。
すると、床で小さめにポンポンやって私の顔をチラ見、
「ダメよ」と言うと、マットの上でポンポンするように!
「あぁ~分かっているんだ~」と私も嬉しくなったことがあります。
④ 時間に余裕を持つ。
「子育て」の見えないストレスのNo.1は、「子供のペースに合わせること」のような気がします。
とにかく、子供の行動は予測不可能。
親の行動と一緒に、機嫌よく行動してくれることは稀です。
例えば、運行数が少ないバスに乗る時。
1本逃すと待ちぼうけ~
待ちぼうけの間にグズグズ…がお決まりパターン。
だからこそ、あのバスに乗りたい!
そんな急いでいる時に限ってイヤイヤが始まり、モタモタ…
そして私がイライラ…
息子がさらなるイヤイヤに…
あたり前のようですが、時間に余裕を持ちましょう!
息子が1歳代頃は「15分前行動」、2歳代の頃は「30分前行動」していました〜
(2歳代になると、泣いていても「抱っこで移動」が難しくなったのです)
1歳代のイヤイヤ期の悩みにオススメの本
上記の対応は、息子の「イヤイヤ」に悩んで、周囲のママさんに話を聞いたり、以下の本で情報を得たりしました!
「子供のイヤイヤ期、もう手に負えない」という方にオススメの本をご紹介します。
① 子どもの「いや」に困ったとき読む本
⬆︎「どの程度子供の要求を受け入れたらいいのか?!」と悩んでいる方は必見です。脳の構造を踏まえて、その悩みにこたえてくれます。
② 1才2才のひよこクラブ
⬆︎「ひよこクラブ」といえば、出産後に読んでいた方も多いのでは?!
こちらは1才2才向けの「ひよこクラブ」です。イヤイヤ期を気楽に乗り切る情報が盛り沢山!「子供をどうにかしよう」というより、「親の心持ち一つ!」と感じさせてくれます。
「育児書通りにはいかないのが育児!」
ではありますが…
知っておくと、救われることもあります!
少し知っておくだけで「こんなもんか…」と身構えずに、「イヤイヤ期」の育児を楽しもうかな、と思えるようになるかもしれません!
【まとめ】イヤイヤ期も成長の一つ!
イヤイヤ期がない子もいれば、イヤイヤの強さも、その子それぞれ。
親も「イヤイヤ期」として特別視しない人、突然始まったイヤイヤにとまどう人、
親子の数だけ、それぞれの「イヤイヤ期」を経験します。
過ぎてしまえば笑える過去、そしてまた難題がやってくる…!というのが「育児」。
子供との日常を大切に、「イヤイヤ期」をドーンと構えているためにも、先輩ママのお話や、テレビや雑誌・本の情報を頭の片隅に入れておくことは、とても有効です。
私も「根負けして言いなりになっていないか?」「これは甘やかしじゃないか?」と、心がブレブレになることはしょっちゅうです。
でも、この自問自答が親子の成長だと信じて、乗り切ります!
「イヤイヤ期」って2歳くらいからだと思ってた〜!