「騒音で苦情言われたらどうしよう…」
「近所付き合い、うまくできるかな?」
「家族が増えるかもしれないし、狭くないかな?」
我が家は、第一子誕生後、中古マンションを購入し、引っ越しました。
引越しに至るまで、色々な物件を見てまわり、悩みに悩みました。
そして決めたのが「駅が近い」「スーパーが近い」など「生活のしやすさ」を重視して決めた物件です。
ですが、それ以上に「子育てのしやすさ」がすごく重要です!!
「子育てしやすさ」のポイントは、
① 音
② 仲間
③ 居場所
この3点は、マンションで快適な子育てをする上で、とっっても重要!!
では、マンションで子育てするのに、後悔しないためのチェックすべき箇所を詳しく見ていきましょう!
もくじ
防音性が高いマンションを選ぶべし!
マンションでの子育てで、一番問題になりがちなのは、「騒音」です。
「音を全く漏らさず生活する」ことは、子供の有無に関係なく不可能ですが、極力予防しておきたいところ。
それが自分たちの平穏な生活につながります。
とはいえ、子供は予期せぬ行動だらけ。
椅子からダイブ!
お布団の上でピョンピョン!
突然の謎のケンケンパ!
実際に、こんな状況の友人がおります。
下の階の方から騒音のクレームがあったので、毎日家にいない時間を増やす努力をしている。
習い事→公園→ショッピングセンターが毎日の過ごし方。
ようやく幼稚園に入園したが、子供の転園を考えると、引越し先やタイミングにも悩んでいる。
子供がちょっと走るだけで、ドキドキハラハラするのは、精神的にしんどい
育休中で、上の男の子は昼間は保育園へ通っている。
そのため、上の子が家にいるのは、朝と夕方以降の時間のみ。
防音マットを敷くなど対策はしているが、度々クレームを受けてしまっている。
菓子折りを持って、その度にお詫びに行っているが、先日伺った際には、前回の菓子折りをそのまま返されてしまった。
下の階の方も辛さも伝わってきますし…制御しきれない状況も辛い…
私の周りのだけでも、こんな話が結構出てくるので、世の中に子供の騒音で悩んでおられる方はかなり多いのでしょう。
だからこそ、マンションでは「子供の音」に関して、最大限予防しておきたいところ!
では、実際に防音性が高いマンションは、どうやって選んだらイイのでしょう?
① マンションの構造をチェック!
一般的に、木造よりも、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の方が、防音性は高いです。
マンションの多くはRC造、SRC造ですが、同じ構造でも、壁・天井・床の厚さは、まちまち。
厚ければ厚い方が、防音性は高まります。
二重床・二重天井になっていると、さらに安心です。
内見時には、壁を軽くたたいてみましょう。音が壁の向こう側に響いている感じがしたら、要注意です!
② 1階に住む
思い切って1階限定で、部屋を探すというのも、一つの手です。
下階への騒音の心配はなくなります。
物件によっては、専用庭がついていたりするので、小さな子供を育てるには好条件かもしれません。
日当たりが悪くなる場合もありますので、優先すべき条件とあわせて、内見時によくチェックしましょう!
子育て世帯が住んでいるマンションを選ぶべし!
ファミリータイプのマンションは、居住者層が似てくる場合が多いです。
その中でも、「高齢者が多い」「小さい子供は少ない」など、マンションの性格のようなものがあります。
同じ世代の子供がいる家庭が住んでいると、「おたがいさま」の雰囲気も漂いやすい!
普段から子供の声が聞こえる日常に住まいをおいていると、みんなで子育てする感覚になっていたりします。
たとえ名前を知らない間柄でも、子育てしている「仲間」が同じマンションにいるだけで、心強く感じるのです。
具体的にこんなメリットもあります。
「子供同士のトラブル、それにまつわるゴタゴタ解決騒動も含めて子育て。地域全体でみんなで子育てしていくぞ!」と腹をくくれると、絶対的にラクに心もラクになります。
スーパーより、公園・保育園・幼稚園が多い方がよし!
最後のポイントは「家の外に居場所があるか?」ということ。
まだ歩けないくらいの小さい子供は、遊び場所にも困ることも多く、周りに子育ての協力者がいないワンオペ育児は、孤独にもなりやすいです。
でも「親子の居場所がある」ことで、孤独感が軽くなります!
公園・保育園・幼稚園は、
● 幼稚園や保育園は、園庭開放など地域の子育てに協力的だったりする
● 保育士さんとつながれる場所があるだけで、安心できる
● 子供が動けるようになると、家以外のエネルギー発散の場が必要
● 公園に通うと、ママ友(顔見知り)ができやすい
と、毎日通える、親子の居場所になりやすいのです。
逆に、私が重視していた「スーパーの近さ」が全く役に立たない時期も出てきます…
● 結局お菓子をねだられたりして、体力消耗…
● ついつい予定外のものも買ってしまうので、節約しにくい
● カートに乗らない、抱っこ要求…などが続くと、買い物自体が億劫に
● 今やネットスーパーや生協さんに頼りまくり!
子供の成長に伴って、保育園・幼稚園の近さは、たいして重要でない条件にはなるかもしれません。
ですが、公園・保育園・幼稚園に子供がいることは、地域が活気づきやすくなります。
そういう地域は、お祭りなどもイベントごとも、たくさん開催されるでしょう。
「横のつながり(たとえ薄くても!)=親子でいられる場所があること」は、子育てのしやすさにつながります。
【まとめ】家族に合った「子育てしやすい家」を探そう!
この記事では、「子育てのしやすさ」という観点から、「マンションでの子育て、後悔しないための家選び」を紹介しました。
❶ 防音性が高いマンションを選ぶべし!
❷ 子育て世帯が住んでいるマンションを選ぶべし!
❸ スーパーより、公園・保育園・幼稚園が多い方がよし!
もちろん事情は様々なので、
「何より保育園が多い方がイイ!」
「医療費がかさみそうだから、子育て支援が手厚い街がイイ!」
「実家さえ近ければ、あとは何でもOK!」など、
「子育てのしやすさ」は、それぞれ。
ぜひ重視する条件をしっかり考え抜いた上で、お引越しを決行してください!
大げさなようですが、子育てする上で「住まい」はとても重要です!
後悔しない物件が見つかりますように…!!
こんにちは!キコです。
マンションへの引っ越しをお考えのみなさま、
マンションでの子育て、不安ではないですか?